「触診・ストレッチ7」として大・小菱形筋を取り上げ、それぞれの触診とストレッチのコツについて解説いたしました。
2つの筋とも僧帽筋に覆われて、そのほとんどが直接触れませんので、触診やストレッチする際には、筋走行をイメージしておくことが重要になります。
さらに、両筋ともに肩甲骨内側縁に付着しますので、柔軟性が低下しますと、肩甲骨の動きが制限され、結果的に肩関節の屈曲や外転の可動性が低下します。
肩関節の動きに連動する肩甲骨の動きをよく観察し、もし制限があれば、今回の大・小菱形筋の柔軟性をチェックしてください。